医療

60歳で繰上年金受給−医療編②

FHN バチ
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こんにちは。案内役のFHNバチです。

前回に続き今回も『医療』についてのブログ記事になります。

リタイア後の収入源の確保は、体力面を考慮すると労働収入から権利収入への移行が必要と考えています。

権利収入には印税や株の配当金などがありますが、すでにある程度計算できるのが公的収入である年金です。

年金は65歳からの受給が一般的ですが、2024年の60歳からリタイアし年金生活に移行する予定です。

また、リタイアに伴いフィリピンへの移住を計画しています。

前回のブログ記事で『日本の国民健康保険制度を放棄してまでフィリピンに完全移住するのはリスクが高い』と述べました。

リスクヘッジ・シミュレーション

よってここからは、フィリピン移住時に問題となり得る医療へのリスクを考慮しながら多角的に調査(リスクヘッジできるか)してみます。

先ずは、年金生活でかかる費用を日本で国民健康保険に加入した(住民票を残した)場合とフィリピンで保険に加入した(住民票を抜いた)場合とに分けて、各々を比較してみます。

*数字は全て円。日本の支出予測は、現在の支出がベース。

支出項目日本
支出予測
比国
支出予測
備考
仕送り150,0000
住居(家賃)100,0000比国 2007年一軒家購入
食費60,00050,000日本平均 6万円から低く予測
教育費033,333医学部 40万円/年
020,83310年毎に250万円
家庭日用品40,00016,000衣服含む
旅費30,00030,0001年1回60万円予算
電気10,00012,000日本支出1万円より高く予測
CATV+通信費25,00010,000スマホとネット込
娯楽費・テニス20,00010,000
健康保険維持費15,0005,000
水道5,0005,000
その他10,0005,000
合計415,000199,667

尚、国民健康保険の料金『健康保険維持費』は、『国民健康保険計算機』を用いて現在の住所から計算しました。

日本に居住(住民票を残した場合)の収支予測

年金収入は、60歳で繰上げ受給平均の15万円として収支計算します。

日本に居住した場合は上の表から、26万5千円(41万5千円−15万円)の赤字となります。

支出予測の項目の中で、扶養家族への仕送りと日本に持ち家はありませんので家賃を含めて計算しています。

この様に実際の費用をベースにシミュレーションしてみると、私の場合は、日本に住民票を残しながらフィリピンへの移住は、年金以外の蓄えがなければ不可能です。

また、家賃が安い賃貸物件への引越しなど節約を実施して仮に20万円に赤字幅を減らす事ができたとしても、年間240万円、10年で2400万円は必要です。

日本に非居住(住民票を抜いた場合)の収支予測

居住した場合と同様に、年金収入は60歳で繰上げ受給平均の15万円として収支計算します。

フィリピン移住した場合は上の表から、約5万円の赤字となり、年60万円、10年で600万円必要ですが、2024年までの36ヶ月で割ると月あたり17万円積立する必要があり、なかなか厳しい金額です。

これからの積立などにもよりますが、このままでは受給開始時期を3年遅らせて年金収入を増やし、且つ、生活費の節約が必要です。(積立や節約に関しての進捗は、別のブログ記事で投稿予定です。)

また、上の支出予測表で5000円を保険費用として計上しましたが、この予算範囲でどの様な保険に入れるのか調査します。

フィリピンの社会保障制度と民間医療保険

<続く>

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  • このトピックには2件の返信、2件の返信があり、最後にloveyebisuにより5ヶ月前に更新されました。
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  • 作成者
    投稿
    • #4615 返信
      loveyebisu
      モデレーター

      中高年層が海外移住を考える際、健康保険は大きなポイントになります。僭越ながら自分の経験を踏まえて以下投稿させていただきます。
      フィリピンの場合:
      -公的制度としてPhilhealthがあり外国人でも加入できるが、保障限度額が低い。
      -年齢と持病の有無により民間の保険は高額になる、あるいは加入できない場合がある。
      ですので、移住後も日本の健康保険に加入するのは有力な選択肢となります。
      一方、健康保険に加入するには住民票を残しておく必要がありますが、そうすると納税義務が発生します。住民税・健康保険料は前年の所得を元に計算されるため、退職などで収入が減った翌年は支払いが厳しくなります。
      そこで裏技的になりますが、以下の方法が考えられると思います。仮に移住する時期を2025年8月、2026年は日本での所得は一切ないものとします。
      -移住する際に海外転出届を出す(=国民健康保険も脱退)。
      -海外旅行保険の付いたクレジットカードを契約しておき、航空券をそのカードで購入する。
      -2027年以降に日本国内への転入届を出す。国民健康保険にも再加入する。
      こうすることで2027年再転入後の住民税、健康保険料は2026年の所得を元に計算されるため非常に安くなります。ただし、カード付帯の保険は期限があります(3~6ヶ月?)ので、これが切れた後日本で健康保険に加入するまでの間は実費負担するか、フィリピンの民間保険などに加入する必要があります。
      なお、国民健康保険は転入届を出したその日から加入できますので、極端な話ずっと加入し続けなくても、日本の病院にかかるために一時帰国する場合、入国してすぐに転入届を出して健康保険に加入し、日本での診察・治療・処方薬の購入を保険でカバー、その後再出国前に海外転出届を出して国民健康保険から脱退することもできます。(実際に自分で試したわけではありませんが、調べた限りではそうなっているようです。)
      ずっと加入し続ける場合、フィリピンでの医療費を後から保険請求することもできるようですが、手続きが煩雑になると思います。大きな持病がない場合は、フィリピンでの医療は実費負担しても良いかもしれません。
      自分の時は制度をよく知らずにいくつか大きなミスをしてしまいました。現在は住民票を抜いていますが、もし大きな病気にかかったら日本に帰国し、同時に国民健康保険に加入することを考えています。

      • このトピックはloveyebisuが5ヶ月 1週前に変更しました。
    • #4617 返信
      FHN SOLUTIONS
      キーマスター

      いつも大変有益な情報ありがとうございます。
      健康保険は移住前に判断をしなければならない大きなテーマだと考えていますので、非常に助かります。
      住民税が退職した翌年に負担になりその回避策ですが、一点確認させてください。
      それは「-海外旅行保険の付いたクレジットカードを契約しておき、航空券をそのカードで購入する」の部分です。
      つまり保険期間をベースに考えると:
      ・2025年8月〜2026年2月(6ヶ月間の場合)まで海外旅行保険
      ・2026年2月〜2027年1月 実費負担またはPhilHealthか民間の保険に加入
      ・2027年1月〜 日本に帰国し健康保険に加入(住民税支払い)
      という理解であっていますでしょうか?

      2025年8月からとしているのは何か深い理由がありますか?

    • #4620 返信
      loveyebisu
      モデレーター

      時期(年・月)については適当に例を挙げただけで意味はありません 思わぬところで混乱させてしまい申し訳ありません!ただし、事前に計画するのであれば、何月に移住した方が良いのかは、最適なタイミングがあるかも知れませんね。このあたりは複雑になりますので、ここでは除外します。
      さて健康保険についてですが、移住のタイミングを自由に選べるのであれば所得が多い年のうちに国外転出(役場で手続き)し、所得が最低になる年の翌年に国民健康保険に加入する(=日本に再転入する)とことがポイントになります。所得が増えると翌年の所得税・住民税・健康保険料は上がりますが、その前に国外転出してしまえば支払い義務がなくなり、所得が少なくなった次の年に転入すれば、金額を決めるベースの所得が少ないので支払額が低くなります。
      あわせて、日本にいるうちに医療サービスはできる限り受けておく(フィリピンに来てからの医療費支出をできる限り抑えるため)ことも必要と思います。

      -歯医者で出来るだけ治療を受けておく。挿し歯、入れ歯なども作ってもらう。
      -手術などが必要なケガ・病気は出来るだけ治療しておく。
      -高血圧、痛風など服薬が必要な持病があれば診断書を出してもらい、処方薬もできる限り長期間処方してもらう。(そしてそれを薬局で購入する。)
      一方、会社勤めの方の健康保険料については、退職してからの支払いが問題になります。これは健康保険は退職すると社会保険から国民健康保険に切り替わるのですが、保険料の計算が前年の所得を元に算出されるため、退職で所得が減るのに保険料は払い続けなければならないためです。
      会社勤めの間は会社が半額負担してくれるのですが、退職するとこれがなくなるために全額自己負担となります。これを軽減するために、健康保険任意継続制度というものがあります。詳しくは次のリンクをご覧ください。
      >>>全国健康保険協会 – 退職後の健康保険について
      https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g6/cat650/r313/
      自分がこれを利用した際、毎月送られてくる請求書で期限内に支払いする必要がありました。一度でも滞納すると任意継続が取り消され、全額負担になってしまいます。
      あと、失念していましたがクレジットカードの海外旅行保険には、カードを持っているだけで保険が適用される「自動付帯」と、カードを利用することで保険が適用される「利用付帯」があるようです。この点詳しくは以下のサイトをご覧ください。
      >>>クレジットカードの海外旅行保険を90日以上に伸ばす方法
      https://www.philippineos.com/wr_life/09.html
      >>>【海外旅行保険が自動付帯】クレジットカードおすすめランキング

      【海外旅行保険が自動付帯】クレジットカードおすすめランキング


      お金関係では銀行口座、クレジットカード等状況に応じて準備しておくと良いことがあります。長くなってしまいますので、別のフォーラムで投稿させていただきます。

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