懐古録と回顧録

フィリピン大富豪「ヘンリー・シー」

2019年1月19日にフィリピン最大の財閥SMインベストメンツの創業者のヘンリー・シーが亡くなった記事がたまたま今日目に止まった。
ご存知の方も多いと思うが、米紙フォーブスの長者番付で長年フィリピンの首位に立ち、資産総額は日本円で2兆円を上回る。94歳だった。

まだ30代になりたての頃、このヘンリー・シーと実際に会った。


「○○○ってフィリピンシンガー知ってるか?」


確か1995年 頃だったと思う、

当時勤めていた会社の上司がこう切り出した事からこの話は始まる。

○○○とは当時日本のテレビ歌番組にも時々出ていたフィリピンシンガーである。


上司「うちの会長と○○○は知り合いでな、最近話があったそうだ。」


私「○○○は知ってますが、どの様な話ですか?」


上司「フィリピンで屋外エンターテイメント施設建築プロジェクトの話があるらしい。」


私「はい。では○○○がそのエンターテイメント施設を作るのですか?」


上司「いや、○○○はあくまで紹介で、△△△というフィリピンの最大エンターテイメントの会長からの商談らしい。詳しくは、これからだ。」


当時私が勤めていた会社は、二子玉川にテーマパークを建築・運営しており、それで白羽の矢が立ったらしい。


その数日後、○○○に東京の個人事務所に会いに行き、詳しく話を聞いた。


○○○「△△△は主体ではなく、SMインベストメントが主体のプロジェクトです。」

私「SMというと、Shoe Martのことですか?』

○○○「そうそう、よくご存知ですね。」


かなり遠回りだが、フィリピンも実はコネ社会である。

○○○と△△△が繋がっていて、△△△とSMが繋がっている構図である。


その数週間後、商談のためフィリピン入りした。

プロジェクトの責任者はヘンリー・シーの長女のテレシタ・シー

その時に名刺交換したのがまだ残っていた。

その時に、たまたまオフィスにヘンリー・シーがいて、

会釈と握手だけだったが伝説の人と会う事ができた。

今考えると、非常に貴重な体験だった。


さて、エンターテイメント施設の商談だが、

計画のブループリントやテーマなど具体的な話を伺えたが、

こちらで独自に市場調査したところ

客単価が日本の半分しか見込めない。

会社の許可が得られそうもなく、泣く泣く辞退した。


その施設は、「エンチャンテッド・キングダム」といい、

今では、フィリピンではリトル・ディズニーランドとも言われ連日賑わっている。

(終)


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<ちょっと役立つエピローグ>

エンチャンテッド・キングダム にご興味がでた方はこちらに動画集をまとめましたのでのぞいてみてください。https://fhn-expat.tokyo/youtube/tag/enchanted-kingdom/

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